NPO法人日本咬合学会セミナー Part4
私の咬合医療の師匠である、大阪大学名誉教授、日本咬合臨床研究所所長、丸山咬合医療センター所長の、丸山剛郎先生による2020年度臨床研修セミナー、特定非営利活動法人 日本咬合学会 市民公開講座の内容です。少し長めなので分割しています。
part3からの続きになります。
最初→part1
前→part3
次→part5
質疑応答→part1
体の痛み・心の病みの解放、
美容・アンチエイジング、
認知症予防、免疫力向上、
脳の元気は
よいかみ合わせから
そして、丸山80歳の若さ・元気の秘訣
という内容です。
丸山咬合医療により
心の症状の改善・消失
心の症状用の丸山式全身健康チャート
以前は身体の全身健康チャートと心の全身健康チャートをまとめていましたが、心理学者であり患者さんの植木理恵さんの感想に基づき、チャートを分けて分類するようになりました。
精神的な症状の中で一番問題が多いのがうつ病で、
神経伝達物質のセロトニン不足から起こります。
首こりが起こる
→脳に血液がいきにくい
→セロトニンを作るトリプトファンが脳にいきにくい
→セロトニンが作られにくい
→神経伝達がうまくいかない
→うつ病
原田先生との合同研究で、うつ病などの諸症状が顎ずれ矯正開始1か月で劇的に改善されました。
丸山先生の考察によると、身体の症状より心の症状の改善が早いのは、首こりが改善されることにより、脳への血流が一瞬にして増加してセロトニンが生成されて、脳が元気に働くようになったためではないかとのことです。
丸山咬合医療と認知症予防
認知症用の丸山式全身健康チャート
認知症と歯科医療とは関係していて、
ある老人ホームで認知症の調査を行ったところ、
自分の歯で噛んでいる人は認知症が軽度、
義歯の人は中等度、欠損していて義歯も無しの人は重度という結果に。
もともと忙しい生活をしていた人が暇になると認知症になりやすい、直近のことを忘れやすいなどの結果も。
普通の高齢者と比べると認知症の高齢者の脳は、萎縮が急速に進行してしまっています。
最近の知見では、認知症患者の脳を解剖すると銀色のシミがあり、それはアミロイドβというタンパク質でできていることが分かっています。
アミロイドβは老廃物として排出されるゴミですが、血流が悪いと排出されずに脳にたまってしまいます。
2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になるといわれています。
前頭前野の機能は認知症で急速に低下します。
治療法がないからこそ早期発見・予防が重要です。
認知症の前駆症状を知り、顎ずれ矯正による首こりの解消をし、脳の血流を改善して、しっかり認知症を予防していきましょう。
顎ずれ矯正が
学習能力・運動能力に及ぼす影響
顎ずれ矯正が学習能力を著しく向上
治療4回目の14歳の女の子は頭痛がほとんどなくなり、体調が良くなった。成績が上がり、集中力が高くなった。ということです。
丸山先生は学生の患者さんにはかならず成績が上がったかどうか確認していて、みんな良くなったそうです。
スポーツ能力を向上
丸山先生に治療されたプロゴルファーの丸山茂樹選手の感想
・バランスがよくなった
・ショットが安定
・力も入るなど
その他の患者さんの感想にも、早く走れるようになった、バレー・ダンス・体操がうまくなったなどありますが、これらはかみ合わせ治療による大脳・小脳の活性化が原因です。
丸山咬合医療による
美容・アンチエイジングの効果
美容・アンチエイジング用の丸山式全身健康チャート
なぜ、顎ずれ矯正で美容効果が得られるか?
顔色が悪い・抜け毛が多いなど
顎ずれ矯正をする
→首こりが消える
→顔面・頭皮への血流がよくなる
→栄養・酸素が運ばれる、老廃物が排出される
しわが目立つ・表情がないなど
顎ずれ矯正をする
→表情筋の筋緊張がとれる
→表情筋の活性化
→顔のバランスがよくなる
姿勢が悪い・身長が低くなったなど
顎ずれ矯正をする
→身体のバランスがよくなる
→脊柱起立筋・体幹筋が強くなる
→姿勢がよくなる
顔がゆがんでいる・顔のバランスが悪いなど
顎ずれ矯正をする
→顎の位置が正されて物理的に改善される
笑顔が減った・老けてきたなど
顎ずれ矯正をする
→脳への血流がよくなる
→脳が元気になる
→心が明るく前向きになる
丸山咬合医療
―丸山顎矯正治療-
続き→part5
最初→part1
質疑応答→part1
かみ合わせ治療はすぐに効果を実感できます。
長い間病院に通ったけどとれない痛み、マッサージに通ったけどとれないコリ感。
それはかみ合わせが悪い可能性があります。
当院では無料個別相談会も実施しております。
もしかしてと思ったら一度ご連絡ください。
青木歯科医院:和歌山県 岩出市 吉田257-1
フリーダイヤル:0120-11-55-99
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