日本では高校生まで歯科健診が義務付けられていますが、大学生や社会人は対象となっておらず、自治体や企業などによって健診の在り方が異なります。

「日本では歯科の受診率が非常に低く、痛くなったら歯医者を受診するという人が多い。のが現状です」

口腔ケアによって誤嚥性肺炎を防止する論文が医学雑誌「The Lancet」に掲載されてから、「歯周病原菌が多くの全身疾患(糖尿病、心内膜炎、アルツハイマー症など)の元凶になること」「口腔衛生管理がフレイル(虚弱)防止と健康寿命の延伸につながること」などが解明されてきました。

このブログでもたびたび触れてきました。詳しくは下記リンクをご覧下さい。

「健康人生100年時代の新常識」歯と口からはじめる健康寿命の延ばし方

認知症予防には歯周病対策を!

成人の8割以上が歯周病!?

歯科の関係者では当然のことだったのですが、やっと政府も2022年6月7日に持続可能な経済を実現~」(骨太方針2022)に「国民皆歯科健診の具体的な検討」すると発表しました。

ただ、まだ正式決定ではありませんので、このブログで今後もお知らせ致しますね。

 

青木歯科医院