「歯の調子が悪くて肩がこる」「歯が痛くて全身がだるい」「歯の調子が悪くて頭痛が…」など、以前から歯の治療に来られた患者さんから、歯が原因で身体の不調や悩みを打ち明けられることが多々ありました。

確かに被せの調子が悪かったり、歯並びが悪くて治療が終わると改善される方がおりましたが、その一方で治療したにもかかわらず、一定の改善しかされない方も存在しておりました。

和歌山かみ合わせセンターHP

その当時は、知り合いの医師や病院を紹介しておりましたが、後日その患者さんの様子を担当医に聞いたところ、投薬治療などを行ったが特に改善された様子はなく、「自律神経失調症」と診断されたようです。

不思議に思ったのは、歯の治療で一定の効果はあったにもかかわらず、投薬治療では全くといっていいほど効果がなかったことです。

そこで、色々な医学書で勉強し、知り合いの医師や歯科医に相談したところ、大阪大学の歯学部教授(現大阪大学名誉教授)が「咬合是正」による「丸山咬合医療」なるものを研究・臨床していることを知りました。

和歌山かみ合わせセンターHP

平成11年、知り合いの歯科医からの紹介で「丸山 剛郎」(まるやまたかお)先生が教授を務める大阪大学歯学部に研究生として週に1度通学し、研究・勉強を行いました。

当時から丸山教授は学内でも有名人で、教授が治療すると「丸山マジック」などと呼ばれ、色々な病院で治療を受けたが改善しない人らが毎週水曜日の治療の日には大勢押しかけました。

五十肩で腕が上がらない人が「一瞬で上がるようになる」ことなどはザラで、中には車椅子で治療に訪れた人が治療後は普通に歩いて帰る姿を見た時は「これが丸山マジックか!」と、大変驚いたことを今でも覚えております。

メールでのお問い合わせはこちらから

青木歯科医院