私が会長を務める「NPO法人 日本咬合学会」では、かみ合わせの大切さを広く一般の方に広く知ってもらうため、東京や大阪を中心に無料の公開講座を開催しております。

 

2021年は11回の開催を予定しておりますが、今年最初の公演を2月11日()に大阪梅田のブリーゼプラザにて開催致しました。

コロナ禍で、感染症対策のため通常330席のところ、約100名様に定員を減らし開催しました。

会場のブリーゼプラザ

 

公演の冒頭、会長として皆様に当会の活動内容やご来場のお礼を申し上げました。

講師の丸山先生は、「噛む」と「咬む」の違いの説明から始まり、どうしてかみ合わせを良くする(咬合是正)と体の色々な不調(不定愁訴)が解消されるのか。そのメカニズムを分かり易く解説しました。

席間を広く取り、密になるのを予防

 

丸山先生は、国立大阪大学歯学部教授時代からの35年間の間に、約18,000人もの患者の臨床・治療の経験を基に、なぜそうなるのかをエビデンスをふまえて講和いただきました。

 

また、当日お越しになれなかった澤口先生は、ビデオレターで公演にご出演いただき、かみ合わせと脳の関係について講和いただきました。

咬合是正することで、特に前頭前野が活発になり、認知症の予防に役立つことや、年齢とともに衰える免疫細胞が活発になることで、新型コロナウイルスも撃退する仕組みをご説明されると、会場からは驚きの声が上がりました。

次回は、明後日に神戸の生田神社会館にて開催いたします。

また、10月には和歌山での開催も決定しましたので、詳しい日時や会場などは決まり次第当HPにてお知らせいたします。

青木歯科医院