どうしたら虫歯になりにくい?
虫歯を治すのも大切ですが、一番良いのはならないこと!
別に、なりたくて虫歯になっている人はいないと思いますが、ちょっとの手間で虫歯になりにくい方法をお伝えします。
①食後はすぐに歯磨きをしましょう。
食事をした後の口内は、歯で細かくした食べ物が口中に残っています。
これをほうって置くと歯垢(しこう)となります。
ご存知のとおり、歯垢は虫歯の原因になるものです。そのため、食事をした後はすぐに歯磨きをして歯垢を取り除くようにしましょう。
食後すぐに歯を磨く習慣をつければ、虫歯になりにくくなります。
例外もあります!それは。。。
口内が酸性になっている状態の場合です。
通常、私たちの口腔内は中性(ph6.8~7.0)に保たれています。
しかし、酸性の強い食事をした後や、コーラなどの炭酸飲料を飲んだ直後は口内が酸性になり、歯の表面を覆うエナメル質が一時的にやわらかくなります。
やわらかな状態のエナメル質は傷つきやすく、歯ブラシでゴシゴシこすると、歯の表面に傷がつく恐れがあります。
そのため、酸性の強い食べ物やコーラ・サイダーなどの炭酸飲料を飲んだあとは、30分後を目安に歯磨きをすると良いでしょう。
30布分の間に、唾液が徐々に中性の状態に戻してくれます。
どうしても歯磨きができない場合、洗口液などでうがいをするのも良いですが、それもできない場合は、食後に水・お茶などで口内のうがいをすると正常な状態なる速度を速めます。
②デンタルフロスなどを使って歯の汚れを残さない
虫歯の90%は歯と歯の間にできます。歯磨きをしても、歯と歯の間汚れ(歯垢)はなかなかきれいに汚れを落とせません。
そこで、その間の汚れを落とすデンタルフロスなどは有効です。
③歯科医院でクリーニングやフッ素を塗布する
完璧に歯磨きをしたと思っていても、届きにくい場所や磨きにくい場所があるため、どうしても完璧には汚れを落とすことができません。
そこで、歯医者さんで歯のクリーニングをしてもらいましょう。また、そのついでに歯を強くしてくれるフッ素を塗布する事もお勧めします。
なるべく定期的に通い、虫歯を治すのではなく、虫歯にならないようにすることが大切です。
毎日通うのは無理だと思うので、生活のリズムに合わせて週に1回、月に1回など自分のペースで無理なく通うことが長続きするコツです。
④歯列矯正をして虫歯になりにくい歯並びにする
歯並びが悪いと、歯の間に汚れがたまりやすくなり、虫歯になるリスクが高まります。
歯並びが悪く、虫歯になりやすい人は歯医者で歯列矯正をすることをお勧めします。
歯並びが良くなると、歯磨きがしやすくなり、汚れもよく落ちるようになります。また、歯を守る唾液の流れも良くなるため虫歯予防には特に効果的です。